『笑ってよゲロ子ちゃん-殉情編』
脚本 兵藤友彦(C,A,ワークス)
演出 サリngROCK(突劇金魚)
舞台はケーブルラジオのスタジオ。
超不人気番組「ウーマンズ・ナウ」のディレクター井口は
ADのたま子と2人、明日を夢見て番組作りに励んでいた。
ところがある日
あり得ない放送事故を起こしてしまう。
番組の存続を賭け2人が仕掛けたのが新コーナー
「笑ってよゲロ子ちゃん」だった。
企画は大当たりし
リスナーからのハガキが毎日段ボール箱いっぱい送られてくる。
狂喜乱舞する井口。
しかし
ハガキの内容はある日を境に変化してゆき
井口の、そして、たま子の運命が狂ってゆく…。
~解説~
世間とは、生きるとは、そして人が人を信じるとは。
徳永英明「レイニーブルー」の哀切なメロディーに乗せて繰り広げられる
魂のドラマ。
兵藤友彦が刈谷東高校演劇部のために書き下ろし
2014年高校演劇全国大会に出場を果たした名作を
大阪の気鋭の演出家サリngROCKが大阪と愛知のそれぞれの名優を交えて
大人の2人芝居として
よみがえる。
Cast
松井真人(劇団あおきりみかん)+岩切千穂(仏団観音びらき/狂夏の市場)
野村有志(オパンポン創造社)+真臼ねづみ(うめめ)
日程&会場
チケットご予約はこちら
[前売]一般 2,700円/22 歳以下1,800円/高校生以下800円
[当日]一般 3,000円/22歳以下2,000円/高校生以下1,000円
(22 歳以下は年齢を確認できるものを、高校生は学生証を受付で提示下さい)
◆ご予約はこちら
[大阪]8/23〜26
⇒http://ticket.corich.jp/apply/93482/004
[愛知]9/13〜16
⇒http://ticket.corich.jp/apply/93483/004
兵藤友彦
2003 年、愛知県立刈谷東高校に国語科教諭として赴任、演劇部顧問となり、作・
演出作品にて刈谷東高校演劇部を3度全国大会に導く。2004 年、「Making of
『赤い日々の記憶』」にて中部日本高等学校演劇大会文部科学大臣賞、全国創作
脚本賞など受賞多数。2006 年には愛知県で唯一の正規の演劇の授業「演劇表
現」を開講する。2013 年、特定非営利活動法人C,A,ワークス設立。2015 年、
文部科学省芸術家派遣事業に選定され、全国各地で演劇表現ワークショップを
開催。2015 年、「演劇的手法による真のコミュニケーション教育」の実績により
第 47回中日教育賞受賞。2017年、演劇集団ペンデュラムを旗揚げする。
サリngROCK
東大阪市生まれ。高校時代より部活で演劇をはじめる。関西学院大学の卒業
を機に突劇金魚を旗揚げ。2007年、第15回OMS戯曲賞大賞を受賞。2008 年、
第9回AAF戯曲賞優秀賞受賞。若手演出家コンクール2012で優秀賞受賞。『漏
れて100 年』で第57回、『少年はニワトリと夢を見る』で第62回岸田國士戯曲
賞最終候補になる。
愛知での活動は AAF戯曲賞受賞だけでなく、2011年から3 年間全国高等学校
演劇大会 愛知県大会の審査員をつとめる。ミソゲキ2012に参加、2013 年『富
豪タイフーン』を高校生のための演劇教室としてアートピアホールで上演。
突劇金魚とは
関西学院大学の演劇サークルに所属していたサリngROCKを中心に結成。
2007年に應典院舞台芸術祭space×dramaで最優秀賞を獲得した『愛情マニア』にて
2008年に第15回OMS戯曲賞大賞を受賞。
以降、
2009年に第9回AAF戯曲賞最優秀賞
若手演出家コンクール2012優秀賞
第57回岸田國士戯曲賞にノミネートされるなど実績を積んできている。
作品の下敷きにあるものは「現代を生きることで感じる、不安や憤り」である。
そこに、なんとか希望を見いだそうとする人々の姿を、女性の視点からなるべく滑稽に、そしてリアルに、描きだす。
関西訛りで話すエキセントリックで不器用な登場人物が繰り広げる突飛な展開のドラマは
現実なのか空想なのか、別世界なのか分からない中毒性の高い、独特の世界を創り上げる。
近年は学生への指導や、映画の方言指導など、演劇を活かした仕事も手がけながら
劇場公演だけではなく長屋を改装したアトリエでの公演をロングランでおこなうなどインディーズな活動も展開している。
Promotion Video 2012~2015
『夏の残骸』『富豪タイフーン』『夜に埋める』『漏れて100年』『ゆうれいを踏んだ』まとめ
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公開期限が終了すると見れなくなりますのでお早めに!!